デコライトはステンドランプ、ガレランプ、デコレーションランプ、インテリアランプ、ステンドグラス製品の販売をしています。ランプの光りで豊かなインテリアライフを提供いたします。


 ステンドグラスのガラスを通した光に魅せられて、ステンドグラス制作をスタート、海外からランプ類を輸入するようになった当社ですが、現在では、ただ単に輸入するのでなくオリジナリティー豊かな製品をみなさまにご提供しています。
 ご家庭に、一つでもこれらのランプ類があることで心が豊かになります。
デコレーションライトを略したデコライト。当社の名前には、住空間をクリエイトしていきたいという気持ちが込められています。
 蛍光灯のランプやLED電球は便利なのです。しかし、色彩の豊かな間接照明となると光源だけではなく、ガラスシェードやベースのデザインも非常に重要です。ここでは当社の代表的なデザインの始まりをご紹介いたします。
 
デコライト代表取締役 成田佳子
 
 
 ステンドグラスランプ
 
 いろいろな色彩が、まるでお花を飾るような感覚。お部屋の雰囲気を変えてくれるのがステンドグラスランプ。
仕事を終わって、部屋に帰ってきたときなどに、少しだけお部屋を暗くしてステンドランプを付けていただくと、すごく雰囲気がある。夜寝る前とかにも・・・
 蛍光灯などでのように明りを採るというだけでなく、ムーディーでロマンチックな明かりを演出します。

 その作り方は、いろいろな色の大きな(畳一枚分くらい)板硝子を、それをデザインごとのピース(小片)に小さくカットして銅箔のテープを巻き、ハンダを載せていきます。ガラスをカットするにも、ハンダ付けをするにも熟練した職人の技を必要とします。
 一口にガラスといっても、素材となるガラスの種類は1500種類以上あります。一つの色、たとえば赤だけでも数多くの種類があるので、様々な色を表現することができます。色の組み合わせでデザインしていくのがステンドグラスです。
 平たいガラスだけではなく、表面にしわのあるディップガラスやグラニトという表面にザラツキのあるガラスなどを使うことで、趣のある製品を作り出すことが可能になります。その他にも、ガラスそのものの中にモトル(模様)が入ったものを使うと、また雰囲気が変わります。また、当社の製品にはグラスジュエルをふんだんに使用しています。このグラスジュエルはランプの点灯時にキラキラとする光を放ちます。丸いものだけでなく涙型(ティアドロップス)や多面体にカットしたものも数多く使っています。
 最近では新しい素材として、中国で約1500年の歴史のあるリューリーガラス(新素材)も使っています。これはガラス表面に凹凸のあるクリスタルを使っているので、他のガラスに比べて輝きが違います。表情豊かな製品を作りだすことができます。
 ステンドグラスの歴史は、もともとヨーロッパの教会などの窓ガラスに使われていたことから始まります。それらは、ガラスに絵を描いたものをステイン加工していたものがほとんどでした。
 しかし、ティファニーの創業者の長男であるルイス・コンフォート・ティファニーが、家業を継がずに芸術方面へ興味を示し、ヨーロッパでステンドグラスと出会たことで大きな変化が生まれました。ガラスそのもので花などを表現できないかと考えたルイス・コンフォート・ティファニーは、乳白色のオパールセントガラス開発しました。また、それまでのヨーロッパでは平面的なデザインしかなかったところに、デザインを球体にする技法を編み出したのです。そのため、現在のランプシェードなどにみられる曲面のデザインが可能になりました。
 このころ、エジソンが発明した電球が普及し始めたため、シェードとランプによる、ステンドグラスランプとなりました。当時のオリジナルデザインはかなり大きいものが多かったのですが、当社では日本の住宅サイズに合わせた小振りなもの、またデザインや配色も日本人の好みに合わせて企画デザインしています。
 
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 レリーフ(ガレ)ランプ
 
 ガラスの色をかためて彫りこんで作っていくガレランプは、ステンドグラスランプに比べ落ち着いた趣の光りが感じられます。
 吹きガラスの手法でガラスの色を重ね、そのガラスを成型しカメオ彫りのように表面を削ってデザインを浮き彫りにしていきます。だから当社では通称であるガレランプのことをレリーフランプ(浮き彫り)という名前で呼んでいます。
 浮き彫りにする手法は、色を重ねたガラス表面にデザインにしたがってカットしたマスキングテープを貼り、保護されていない部分に圧縮空気によって噴出される砂を吹きつけ(サンドブラスト)て削っていきます。この作業を繰り返し行うことでガラスを削る深さを深くしたり、浅くしたりして、深みのある光の世界を表現します。
 当社では模様が全体に、特にベース(ランプの台座部分)にも模様が入るようにデザインしています。
 フランスのエミール・ガレがアールヌーボ様式を取り入れて作ったのが始まりです。柄はアールヌーボ様式の代表的なデザインである昆虫や花など動植物を使ています。一説には日本の文化に影響されている部分があるというのは有名な話です。

 もちろんルイス・コンフォート・ティファニーもエミール・ガレも20世紀初頭に活躍し、現在オリジナル作品は芸術品としても認められ、入手することは非常に難しいものです。
 当社では、それらの豊かな光を放つランプを、手ごろな価格で楽しんでいただけるよう、レプリカはもちろん新しいデザインのランプをご提供しています。
 
 
 リチャード・リーの作品
 
 台湾でステンドグラス工場を経営していた彼は、ティファニーの色彩感に多く影響を受け、さらに発展させたオリジナル色彩デザインで数多くの芸術性の高いランプを制作していました。彼のデザインは世界各国で高い評価を受けています。
 当社では、彼が亡くなったあと、すべてのオリジナルモデルを引き取り、みなさまへご提供しています。すべてが1点物。貴重なリチャード・リーコレクションをご提供しています。
 
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 ランプいろいろ
 
 一般的なテーブルランプをはじめ、コンセントに直接差し込むフットランプ、ミニタイプ(小型)のタイプや床置きのフロアーランプ、吊り下げ型のペンダントランプもあります。
 当社の独自ランプとして、ステンドやガレのトーチ型やシャンパングラス型フローランプやミニガレを開発してきました。また、ティアファニーウインドウをモチーフとしたパネルランプもオリジナル開発しました。もともと平面のステンドグラスパネルにカーブをつけて曲面を活かしたランプにしました。大型でかなりの迫力を感じていただけます。
また、ガラスを通した暖かい光を演出するために、ガラスシェードを使ったインテリアランプの開発も手掛けています。バイオリンの形状をしたガラスを使ったりしたユニークなデザインや、ブロンズ像を模した樹脂製の人形(女神さまのような)を台座にリリーシェードを使ったタイプもあります。同様のデザインで制作した噴水は、光と共に水の音もお楽しみいただけます。リラックス効果が期待できる逸品です。
 
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